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予防歯科

目次

  1. 予防歯科について
  2. なぜ予防歯科が大切なのか
  3. 8020運動
  4. 狭山木馬歯科の予防歯科

 

毎日しっかりと歯磨きをしていても、歯垢染色剤で染めてみると歯茎付近や歯と歯の間が赤く染まり、磨き残しが目立つことがあるかと思います。当院では正しい歯磨き指導や自分では取り除けない歯と歯の間の汚れを落とす事が出来ます。むし歯にならない、歯周病を悪化させないよう予防することが最も大事になります。

予防歯科について

いくら最先端の医療技術や知識で治療をしても、医療には限界があります。むし歯になったとしても一度治療すれば、もうむし歯になることはないとは言えません。治療してそのままでおりますと、むし歯がまた再発してしまうこともございます。歯周病は一度発症してしまうと、完治が難しい疾患です。失ったご自身の歯は元通りにはなりません、むし歯や歯周病を発症させないことが何よりも大切です。

予防歯科では、疾患を発症を未然に防いで、お口の健康を維持するために検査、治療、生活指導を行います。「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という8020運動を積極的に推奨し、当院は患者様がおじいさん、おばあさんになっても自分の歯でおいしく食べられるよう予防歯科に力を注いでおります。

なぜ予防が大切なのか

治療することにより、むし歯を治したり、歯周病の進行を遅らせることはできますが、一度失った歯は二度と元通りにはなりません。また、むし歯や歯周病になると歯を失う以外にも体や精神状態にも悪影響を及ぼします。

むし歯や歯周病による悪影響

①心臓病

疫学研究により、歯周病菌が心筋梗塞と大きく関連していると明らかになってきました。また心臓の弁に歯周病菌が感染することで心内膜炎がおこることがございます。

②胎児の低体重、早産

歯周病の炎症で出てくる物質(子宮の収縮に関わる生理活性物質)が、胎盤に影響すると言われております。そのため、胎児の低体重または早産になりやすくなります。

③認知症

認知症の原因の1つに脳卒中があり、脳卒中は動脈硬化によりおこります。歯周病菌が動脈硬化を促進しますので、歯周病にならないことが認知症の予防にもなります。もう一つの認知症の原因が脳の萎縮です。ご自身の歯が少ない人ほど脳の萎縮が進んでいることが分かっております。これは、噛んで食べることで脳の活性化になるからです。むし歯や歯周病で歯を失った方は良く噛んで食べることが難しいので認知症になるリスクも高まります。

④がん

歯周病菌による炎症により、体内の正常な細胞に影響し発がんしてしまうリスクを高めてしまいます。

⑤肺炎

肺炎は肺に細菌等が感染し肺に炎症がおこる病気です。お口の中の細菌により起こった肺炎患者からは多くの歯周病菌が見つかっています。そのため、肺炎の原因の1つに歯周病が挙げられております。

⑥高血圧

イタリア・ウクイラ大学の口腔外医の研究報告によると、歯周病がある高血圧患者は、歯周病のない高血圧患者と比較して上の血圧が高いとのことでした。また、歯周病があることにより高血圧の薬である降圧薬の効果が出にくくなることも分かりました。

⑦肥満

ご自身の歯が少ない人は良く噛んで食べることが難しいです。良く噛んで食べることにより、満腹感を得られ食べ過ぎ防止になり肥満予防になります。また、良く噛んで食べないと偏食がちになり、栄養が偏るため肥満になってしまいます。

⑧糖尿病

糖尿病になると、免疫力が低下するため歯茎の炎症が起こりやすく、歯周病にになってしまう恐れがあります。また歯周病が悪化することにより、血糖値をコントロールする働きを妨げる物質が出るため、糖尿病の状態が悪化していきます。

⑨骨粗しょう症

骨粗しょう症は骨の密度が少なくなる病気です。骨粗しょう症の方が歯周病になると歯抜けやすくなります。さらに歯を失うと、噛む力が衰えるため食事によるカルシウムの摂取量が減ります。そのため、骨が弱くなり骨粗しょう症が悪化してしまいます。

8020運動

自身の歯で噛んで食べることは、美味しく食べることの他に健康にも大きく関わってきます。よく噛んで食べる人はご自身の歯の本数が多いと言われております。よく噛んで食べることにより、唾液の分泌量が増えますと消化や吸収が活発になり栄養バランスが良好になり生活習慣病の予防にもなります。

8020運動は1989年に当時の厚生省と日本歯科医師会が「80歳になっても自分の歯を20本保とう」をスローガンに始まった運動です。当院は患者様ご自身の歯を残すことに力を注いでおり8020運動で毎年狭山市トップの表彰をいただいております。

狭山木馬歯科の予防歯科

ブラッシングケア

綺麗に磨いているつもりでも、赤く染めてみると磨き残しがはっきり分かります。歯と歯肉の間の磨き残しの歯垢が歯周病やむし歯の原因となってしまうのです。日々の正しいブラッシングケアで歯垢が溜まりやすく磨きづらい部分もケアすることで、健康なお口の環境を作り維持することができます。治療も大切ではありますが、一度治療したご自身の歯を元通りにさせることはできません。「ならない、再発させない、悪化させない」ことが何よりも大切です。

当院では、はじめてブラッシングのお話をする方に位相差顕微鏡を使って、ご自身のお口の中の細菌を見ていただきお口の中の状況を把握していただいた上で正しいブラッシングケアの方法を指導させていただきます。

POICウォーター(ホームケア)

POICウォーターはタンパク質汚れ(プラーク)を分解し、むし歯菌や歯周病菌を洗浄する効果があります。むし歯や歯周病になりにくい、また悪化させないお口の環境を作ることができます。

子どもの予防処置

シーラント

奥歯の噛み合わせのところには溝があります。この溝は歯ブラシが届きにくく、歯垢が溜まるため、むし歯になりやすいのです。そこで、奥歯の溝にプラスチック樹脂でコーティングして、歯垢が溜まりにくい歯にします。

フッ素

フッ素は歯質を強くして、むし歯になりにくい歯にします。乳歯は永久歯(生えたてはリスクあり)よりも溶けやすく、むし歯の進行が速いので、フッ素湿布により歯質強化することで大きな予防効果がございます。

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