木馬新聞49号

内容

コロナに負けました。

あなたは6月4日から6月10日まで歯の予防週間って知っていましたか?
わたしは専門が実は歯科なんですよ。

知ってますよね。
でも、今年の歯の予防週間はほとんど、歯のことが話題にならなかったんです。
テレビでも、ラジオでも、新聞でも全く報道されませんでした。

多くの報道は「コロナ」「自粛」「緊急事態宣言」「東京アラート」みたいな文字で埋め尽くされた感じがしました。

2月の節分が終わった頃でしたっけ?
節分が終わる頃って、もうすぐ春だと思うと明るい気分になるんですよ。

それに輪をかけて、学校が休校?
もう一度小学生になりたいと思ってしまいました。

すぐに収束して学校は始まるのかと思ったら、卒業式や終業式は中止になり、4月を迎えて入学式も始業式も中止で、やっと6月に入り部分的に始まったようです。

休校になった時の生徒たちの笑顔は印象的でしたが、1ヶ月もすると不安になったのでしょう、いつ学校が始まるのか?という声も多く聞こえてきました。

春の選抜高校野球が中止になったけど、まさか夏の高校野球まで中止になるとは思ってもいませんでした。

私の大好きなプロ野球も未だに始まりませんし、始まってもしばらくは無観客でやるそうです。

私は大相撲も大好きで東京場所の3場所は必ず行っていましたが、チケットは抽選なんですよ。今年は初場所を外してしまい、5月場所から行こうと思っていましたが、3月の大阪場所が無観客で開催、5月場所は中止で、本来なら7月の夏場所は名古屋でやるはずが、両国国技館で無観客での開催です。

9月場所は観客を入れてやってもらいたいものです。

前置きが長くなりました。
先日、患者さんを驚かせました。

木馬歯科には位相差顕微鏡という約3600倍に拡大する、プラークを見る専門の顕微鏡があります。

その方は、歯肉がすごく腫れているし、あまりそのことに関心が無いようでした。
そこで鏡を持ってもらい、私は探針で歯の表面を擦りました。
針の先端にはたくさんのプラーク(歯クソ)が付きました。
それをプレパラートに置いて、水を一滴たらして、カバーガラスを置いてよく伸ばします。

その標本を位相差顕微鏡にセットします。
この画像は液晶のモニターに投影されますので、一緒に同じ画面を見ます。

その時、私は無言です。
説明もしません。

そのうち、患者さんから話しかけてくるのが分かっているからです。
画面には、たくさんのミミズのようなもの、単体の丸いもの、丸がつながったようなもの、らせん状に運動するものなどが見られます。

「なんですか?これ気持ち悪いですね」初めて患者さんが口を開きます。
そこで、私が説明を始めます。
今見たように、これはあなたの口から取ったものです。
みなさんいるのですが、あなたの場合は多すぎます。
毎回ブラッシングする度に、歯ブラシに血が付いてきますよね。

黙って患者さんは聞いてくれます。

放置していると、やがて歯周病になり、歯を失うかもしれません。
ここまでは、歯槽膿漏は歯が抜けるなんてのはなんとなく知っているんです。
「歯ブラシをちゃんとやらないと歯が抜けて入れ歯になりますよ」
このくらいでは、患者さんが歯ブラシをちゃんとするようになんかなりません。

なぜなら、今のやり方で何十年も生活してきたわけで、将来というか未来を経験することはできないのです。

でも、口の中が出血するってどういうこと?
わかっているようで、的確な回答は出てきません。

チコちゃんだったら
「ボーっと生きてんじゃねえよ」と言っているでしょう。

口の中ってピンク色に見えますが、毛細血管が多いんですね。
あなたの場合、血管がもろくなっているので、歯ブラシの刺激くらいで血管が破れてしまうのです。
だから出血するんです。
出血は血管が破れることですね。

破れると、先ほど見ていただいたたくさんの細菌が血管の中に入り体中に行くのです。

その細菌が、心臓の血管を詰めてしまったら、心筋梗塞になるし、脳の血管を詰めたら脳梗塞になるでしょう。

梗塞とは血管の詰まりを言うと思うのです。
胃梗塞、肝臓梗塞、すい臓梗塞なんて言葉はありませんが、血管の詰まりが病気の原因のひとつではないかと考えています。

口の中を清潔にすることが健康への条件なんです。

「ボーっと生きてんじゃねーよ」
なんて言いません。

位相差顕微鏡を見るだけでもいいですよ。
見ることが健康への第一歩になるかもしれません。

新しくなった、木馬歯科医院でお待ちしています。

院長 髙安洋

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