木馬新聞32号

内容

中学の学校検診が終わって。

わたしが担当している中学では5月に歯科検診をする。
今年が特別なわけではないのだけれど、まだまだ改善すべき点があるなと思う。

検診をして横で養護教諭が検診結果を書いてくれる。
2クラスが終わり、教諭に聞いてみた「今日歯科検診があることは告知しているのですか?」
抜き打ちで歯科検診をしているわけではない。

たぶん、生徒たちはいつもよりきちんと歯ブラシをしているはずである。
つまりしていないと思われるような状態の口の中をしている生徒でもよそ行きの歯ブラシをして臨んでいるはずなのだ。

生徒たちは、どこまで歯ブラシを続ければいいのか、どこで止めていいのかわからないのだ。
生徒自身できれいになったと思ったところで止めているはずだ。

しかし歯科医師の目から見たら、そこは止めていいゴールではないのだ。

歯ブラシ指導をする必要がある。
何を教えるかというと、ゴールはどこかということ。
100m走なら100m先にゴールがある。80mで走るのを止めてはいけない。
それと少しでも早く走るにはどうしたらいいか。
歯ブラシで言えば、手の動かし方の問題である。

指導は結果を残さなくてはいけない。
教えたというのは歯科医師側の満足でしかない。
教えられた方の生徒たちがちゃんとしたブラッシングができるようにならなくては意味がないのだ。
だから繰り返しが大切。
1回教えて、家で練習してチェックする。
前よりはよくなっても、ダメなところを指摘する。
また練習してはチェックする。
その繰り返しで誰もがゴールすることができるのだ。

実は、歯ブラシができるようになるというのは、ゴールではなく途中なのだ。
歯ブラシだけできても、むし歯になったり、歯周病になることはある。
何が足りないかというと正しい食生活も知識としては持ってもらいたい。
特に砂糖の摂取だ。

例えば目の前に10個の角砂糖を用意して食べろと言われて食べられるだろうか?
ところが水に混ぜてしまうと普通に10個や20個の角砂糖を体内に入れてしまうのだ。

砂糖の取りすぎは身体にも悪いのだが、精神にも悪い。
1冊の本を紹介します。
「砂糖は体も心も狂わせる」

ここにはイギリスの少年院の話が書いてある。
当然収容されているのは非行少年だ。
顔つきも目がつりあがり、眼光もするどい。
今までの家庭生活ではジャンクフードも取り放題だったのだ。
それが少年院に収容されて、正しい食事をしていくと素直な少年に短期間で変わるそうなのだ。

「食」という文字は「人」「良」という文字が組み合わさっている。
食べ物が「人」を作っていくのだ。
だから人を良くするのも悪くするのも食しだいということになる。

つまり口の近辺には幸せにしたり不幸にしたりする要素がたくさんあるということだ。

「幸せになりたいですか?」と聞いて、「不幸になりたい」と答える人はいない。
人生の目的とは「幸せになることなんです」誰もが幸せになる義務があるのです。

わたしは誰もが幸せになれるように導けたらと思うのです。

その一つの要素が正しいブラッシング法のマスターです。
これが全てではありませんが、第一歩にはなるはずです。

木馬歯科では、繰り返しできるまで教えます。

院長 高安 洋

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