木馬歯科で発行している木馬新聞です。
先月、院長が狭山市内の中学校に校医として歯科検診にいきました。その時生徒さん向けに配布した新聞を木馬歯科で配っています。
木馬歯科の院内新聞、木馬歯科新聞9号です。高齢化の重大性やブラッシングの重要せいについて書いてあります。

内容

皆さんへ

我が国は高齢化社会になっています。これからは超高齢化社会になります。

例えば、2015年においての高齢化率は26,8%ですが、2020年には29,1%となる予想です。高齢者とは65歳以上の方たちです。高齢化社会の何が問題かというと、高齢者は生産しなくて消費ばかりと言われているからです。

わたしの父は一昨年93歳で亡くなりましたが、72歳まで働いていました。仕事に行くのに疲れたと言うので、しょうがないかと思っていましたがあれから20年も家にいるとは思わなかったのです。

亡くなる少し前まで元気だったので、85歳く らいまで働いていればよかったな。なんて話したものです。

木馬歯科は昭和60年9月から始めましたので30年くらいやっています。ですから延べ患者も約2万人くらいになります。

中には、同姓同名の方も何組かいらっしゃいます。同姓同名3人なんてケースもありました。カルテを取り違えるといけないので十分注意します。カルテには同姓同名の方には印をつけてあります。

しかしながら名前を呼んで、対面した時、年齢と容貌に大差があることがあるのです。そんな時は、そっと受付でもう一度確認したりします。

アンチエイジングってありますよね。歯の本数と、容貌ってすごく関係があるのです。

40代で総入れ歯をし ている方が数えられるくらい少数ですがいらっしゃいます。容貌は70歳近くに見えてしまいます。こういうケースは年齢を確認してしまいます。よくない例ですね。

逆に、80歳を過ぎても、28本全部自分の歯という方も何人かいます。こういう方は60歳未満にしか見えない容貌をしているのです。姿勢も伸びていてすばらしく、足取りもしっかりしている。こういう人を目標にしてもらいたいです。

高齢化社会の問題として医療費の増加があります。現在でさえ健康保険制度は崩壊しています。我が国は国民皆保険と言って、建前は国民全員が健康保険に加入しています。

ところが、みなさんが払っている健康保険料以上に、医療費は使われて います。現在43兆円です。だいたい毎年1兆円づつ増えています。高齢者の増加と共に医療費も加速するでしょう。

そうすると世代間格差と言いますか、若者が働いたお金は自分たちに還元されずに、年寄りのためばかりに使われてるような感覚になってしまいます。

若者より、高齢者が病気になりやすいのは仕方がないことですが、病気にならない高齢者になるという覚悟も必要だと思うのです。

口の健康と身体の健康は比例しています。8020という言葉をご存知でしょうか?80歳で自分の歯を20本以上残しましょうという平成元年に当時の厚生省が掲げた目標です。

80歳以上の方の平均残存歯数ってどのくらいだと思いますか?平成元年の時は約5本だったのです。この数字を聞いて、どう感じましたか?少ないと、それともそんなもん、または結構多い?

最近のデーターでは約8本になっています。25年間の運動の成果はそれなりに出ていますね。平均値って。2人の80歳以上の方がいて、1人は28本、もう一人は総入れ歯で0本だと平均値は14本となります。

それでは8020を達成している方はどのくらいいるかと思いますか?約25%です。4人に1人ですね。意外と多いと思ったのではないでしょうか?総入れ歯になる方が50%です。この方たちが平均値を下げています。

そして総入れ歯になる方が寝たきりになりやすいのです。健康保険 も介護保険もたくさん使うことになります。

身近でできることはないでしょうか?あるんですよ。まず自分自身が健康な口腔内を作ること、これは正確なブラッシングをマスターすることです。

ブラッシング指導は「ちゃんとやりなさい」「一所懸命やりなさい」ではダメなんです。磨けていないところを指摘して、ブラシをどう動かすかを習わないといけません。これをマスターすると人生のうち半分は成功したも同然なのです。木馬歯科にて個別にてブラッシング指導を受けてください。

歯を失う一番の原因は歯周病です。これは成人の8割が罹患していると言われています。健康な歯肉の方は2割ということですね。たった2割ですよ。現状の2割を3割にしたら国が変わりますよ。

我が国は現状でも世界一の幸せ国家だと思いますが、よりよい国造りとは健康な国民を増やすことだと思います。

全員がまずは正しいブラッシングをマスターして、まず身近な人に教えてあげて下さい。

そして健康一家に なるんですよ。できましたら、隣近所にも教えるのです。そうすると健康な地域ができます。その繰り返しをしていけば、健康な街、健康な市、健康な県、そして健康な国、健康な世界となります。

みなさん、がんばりましょう。

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