先週、院長が中学校の歯科検診に行きました。その時健診して思ったことを生徒さんに向けて新聞にしてみました。
木馬新聞特別号

内容

いつやるか?

いつやるか?8020という言葉を聞いたことがありますか?80歳でも自分の歯を20本は残しましょうということです。8020運動が始まって25年になります。平成元年に当時の厚生省が提案しました。

その頃は、80歳以上の平均の残存歯数は4.9本約5本ですね。どうでしょうか、多いと感じましたか?少ないと感じましたか?25年経過して現在は約8本となりました。それなりの効果はあったのではないでしょうか。

皆さんは意外と平均残存歯数が少ないと思ったのではないですか?なぜか?それは総入れ歯の人が多いからなんですよ。つまり残存歯数が0総入れ歯の人が約半分います。2人の80歳以上の方がいれば1人は総入れ歯なんです。

それでは、8020を達成している人はどのくらいの割合いるかというと25%です。4人に1人は達成しています。案外多いと思ったでしょう。

皆さんは今のところ、8020を達成する資格があります。そうですよね。このあいだ検診したところ、歯が5本しかないとか10本しかないなんて人はいませんでしたから。

ところが、少しだけ不安になりました。ひょっとして、今日歯科検診があるのを知らされていないのでは?なぜなら、朝のブラッシングしてこなかったのかなあ?いや、最近ブラッシングしていないのかなあ?と思われるような状態の生徒も少なからずいたのです。

健康は財産ですよ。口の中を鏡を使って見てみましょう。どうですか、赤いでしょ。なぜ赤いのか?口の中は毛細血管だらけだからです。リンゴを強く齧ったり、歯ブラシをして出血したりしませんか?なぜ出血するのか?毛細血管が切れるからです。当たり前ですが、出血って血管が切れるということですよ。

問題はそのあとです。口の中というのはばい菌だらけなんですよ。体の中で一番ばい菌の数は多いんです、お尻の周りよりも多いんですよ。つまり、口の中を出血させてしまうと、口の中にいるばい菌が血管の中に入り、体中を回ります。口の中を清潔に保てる人は健康なんですよ。逆に言うと、口の中が不健康な状態だと体も不健康になります。

例えば、胃が悪い、肝臓が悪いと言われても自分でどうすることもできません。でも、口の中って鏡を使うだけでチェックができるでしょ。

でも、このままでは来年の歯科検診の頃、同じ思いをしそうです。木馬歯科では、むし歯の治療中や治療後に歯ブラシの練習をしてもらっています。あんまり興味ない人は、拒否されたり来院しなくなったりしますが、治療が終わるまでには歯がいかに大切かを患者さんにわかってもらうようにしていますが、それでも他人まかせというか、歯ブラシを練習するのは治療だと思っていない方も多いです。

中央中の皆さんは縁があって学校歯科医をさせてもらっています。歯に興味を持ってください。健康に興味を持ってください。歯ブラシの達人になるには、それなりに教育を受けないと達人にはなれないでしょう。一度、ブラッシングの仕方について習ってください。

いつやるか?

今でしょう。

院長 高安 洋

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