木馬新聞6号

内容

木馬歯科通信

『歯ブラシ健康法』

過去から現在にかけて色々な健康法が現れては消えてきました。みなさまもブームに乗って試してみたのではないでしょうか?

「ぶら下がり健康器」なんてのもありましたが今では誰もぶらさがりません。タオルかけなんかに利用しているのではないでしょうか。紅茶キノコなんてのもありました。これはうちにもありましたが、一口飲んでみて「だめだこりゃ」となり、我が家ではかなり遅れてブームが来て一日で去りました。あと、どんな健康ブームがありましたっけ?皆さんの方が詳しいのではないでしょうか?

こういう患者さんがいました、よく歯肉を腫らしてしまうのです。その度に抗生物質などを投与してしのいでいました。3ヶ月に1回くらい悪化するのですが、しばらく良好らしく顔を見せませんでしたが、歯肉の腫れ以外で来院したのです。「最近調子いいみたいですね」と言ったところ、腫れると、プロポリスを歯肉に塗って治していたというのです。なんでもプロポリスはなんにでも効くのだそうで、歯肉の為に買ったわけではないそうです。でもびっくりしたのはプロポリスの値段です。1ヶ月4万円。その方は健康にはお金に糸目はつけません。手首にも数珠みたいのを巻いているので「それは一〇〇万円ですか」なんて聞くと、「10万円」なんて言ってました。この間来た時はまた新しい中国の薬を紹介してくれました。手首の数珠は消えていましたが首に何か巻いていました。今回は聞きませんでした。

世の中には、ありとあらゆる健康法が存在して出てきては消えていくのです。でも真実とは過去も現在も未来も変わらないことをいうのではないでしょうか?少なくとも1年や2年で消えていくものは本物ではありません。偽物ほど金銭的負担が高いのも特徴です。みなさん本物を見極めてください。

さて、40才以上の方は毎月介護保険料を納めています。以前にもいくら払っているかは書いたのですが、もう一度書きます、市町村でちがうのですが、狭山市では基準が二九〇〇円で所得によりプラスマイナスがあります。4年に一度見直しがあり当初は二六〇〇円でスタートしたのですが、三〇〇円値上がりしました。こないだ新聞に書いてあったのですがこのままだと8年後には保険料が2倍になるという予想らしいです。一部負担金も現在は1割ですが、2割、3割になるかもしれません。20才以上から保険料を払うようになる可能性もあります。なんか、暗い話でしょう。しかしこの予想はただ高齢者が増えるということだけが根拠のようです。でも高齢者がすべて介護される人になるわけではないのです。健康な老人を目指しませんか?予想をくつがえすのです。

そこで何をすべきか、これも繰り返し書いているのですが、歯は物を噛む為だけでなく、体を支える為にもあるのです。歯を失ってそのままにすると、65%の人が寝たきりになるか、呆けるか、行動半径が五〇〇メートル以内になってしまうのです。年をとっても自分の歯で噛むことにより介護されない人になれるのです。これを「歯ブラシ健康法」と名づけました。これの欠点は安すぎることです。歯ブラシが1本2万円くらいすればブームになりそうなのですが、残念です。1本三〇〇円なのです。コーヒー1杯分ですかね。

高校1年の時の現代国語の先生は櫻井勝美先生という年をとった方でした、いわゆる講師の先生でした、いつも読書を授業のたびに勧めていました、当時は岩波文庫の定価は☆で表していて☆一つが40円で、薄い本なら40円だったのです。先生は「ジュース1杯で本が1冊買えるんだ、本を読め」としょっちゅうおっしゃっていました。海外旅行が趣味のようで授業中に海外の話も聞かされました。その頃はあまり日本人が行かないようなソビエトなんかにも入国して各地の公衆便所のトイレットペーパーを集めていたようで、見せてもらえました。貧しい国は紙も粗末なのですね。現代国語の授業は楽しみな時間でした。その頃70才くらいでしたから今生きていたら一〇〇才を超えています。大学時代に図書館で現代詩人全集なんていうのを調べていたとき、びっくりしました。櫻井先生の名前と作品があったのです。

「一寸先は光だ」いい言葉でしょ。出所はまたいつか教えましょう。

歯ブラシ
  • 歯ブラシを押し付ける力は弱く。力を入れれば入れるほど毛先は開き、毛先がキチット当たらず、特に低い場所に当たらなくなります。
  • 歯ブラシは包丁のように握らず、鉛筆を持つようにすると力が入らず良い。
  • 歯ブラシの毛先が1週間で開くのは、力の入りすぎの証拠。
  • 歯ブラシの動かし方は出来るだけ小さくする。振動に近い感覚です。
  • 歯ブラシのサイズは小さい方が磨き易い。大は小を兼ねません。
  • 歯ブラシは1ヶ月位で換えましょう。
  • 歯ブラシは清潔に管理すること。
  • 歯ブラシは燃えないゴミで捨てましょう。
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