今年初めてのお便りになります。今年もいい年でありますように。

皆様はテレビドラマの「ナースのお仕事」というのを観たことがあるでしょうか?
観月ありさ主演のドラマで評判がよかったらしく映画にもなりました。

わが木馬歯科にも看護婦がいるでしょうか?今風に言うと「女性看護士」ですか。
答えはいません。でも白衣を着た女性でしかもそれが医院だとするとみんな看護婦に見えてしまいます。「看護婦さんに親切にしてもらった」なんてのはよく耳に入ります。

それはそれでうれしいのですが、正確に言うと「歯科衛生士」なのです。
どうですか、こういう名前の職業があったことも知らなかったのではないでしょうか?
仕事内容は多岐にわたりますが、うちでは主に予防にかかわる仕事に従事しています。
4月から社会保険の本人も3割負担になり安心して病気にもなれません。かからないにこしたことはないのですが。

毎度話すことなのですが、わたしは口を通して健康に携わっています。木馬歯科にかかわった方は80才でも28本、歯が残っているなんてのを目標にしているのです。
平均寿命が90歳とか。ぼけ老人にはならないとか。ガンにならないなんてのもいいですね。これは可能かと言われれば、可能だと断言します。健全な歯で健全な食品をよく噛んで食べれば病気になるわけがないのです。歯を大切にしましょう。

最近はだいぶ少なくなってきたのですが、開口一番「歯を抜いてくれ」。「ちょっと待ってください。あなたは臓器を取ってくれ、と言っているのですよ」
わたしは3年前にベロの前、正確に言うと口腔前庭にガマ腫ができて悩んだことがあります、大学病院に行ってメスをいれてもすぐに再発しました。そうしたところ、ガマ腫というのは舌下腺の開口部がつまることにより舌下液がでられないことにより膨らみます、そこで舌下腺を摘出するようにすすめられました。わたしは言いました、「それは臓器をとるということですか?」「そうだ」と担当の先生。「でも二つあるからだいじょうぶ」というではありませんか。

そこで医学にたよらない別の方法を探して断食とかサプリメントにたより完治させました、科学的とはいわれないかもしれません。でも患者本人は臓器を失わずに治ったのでそれでいいのです。これは歯科診療においても意識していることです。患者さんにとっての最大の利益はなんなんだ、ということを常に考えているのです。例えば固定性の入れ歯、ブリッジにむし歯が見つかったとしましょう、ところがそれに手をつけたら、抜歯になる確立が高かった場合。わたしなら手をつけません。なぜなら本日から生活に不自由するからです。それではただ見ているだけかというと、清掃をしてあげたり、ブラッシングの正しいやり方を指導して長持ちさせるという方法をとります。これが患者さんにとっての利益ではないかと思うのです。

もう少し言えば、歯科診療を通して、患者様に健康を意識していただければと、思います。
診療台にすわって隣なんかで歯科衛生士の高野さんが患者様に歯ブラシをしているのを見かけたことがありませんか。実は歯ブラシの指導だけで通っていただいている患者様が300人を超えました。この方たちの満足感はかなり高く、口コミで歯ブラシ指導のみを希望されて来院するかたも増えてきたのです。将来的には歯ブラシ指導のみの患者様が5割以上というのが理想です。これは今年の目標でもあります。

歯科医院に行くのにストレスにならないというのが理想ですね。削られる、抜かれる。なんていうのはいやじゃないですか。
歯医者にいくのが楽しみになるなんていうのがいいですね。定期健診もいいのですが、人間ドッグもそうですがガンが初期で見つかりよかったというのはないわけです。来年も、再来年も5年後も10年後も健康が一番です。ですから歯科検診でも今回も健康でなにもすることがありません。というのの繰り返しが理想です。スケーリングさえする必要がない方がいいのです。定期的に歯石を取るというのもだめです。これでは定期的に歯石を付けていることになります。つけない方法を指導するのが正しいのです。

今年は本格的に予防に力をいれます。歯科衛生士の高野さんもはりきっています。そうすればいつか「歯科衛生士のお仕事」主演藤原紀香なんてドラマができるかもしれません。
21世紀の医学、歯科医学は病気になる前に手を打つ。これに尽きると思います。

ところで立春が過ぎると鼻が気になります。花粉症の季節です。治ったと宣言したとたんに発症したりするのです。今年は一年かけて対策をとっているのですが、治ったらこんなことをしたと発表したいですが、どうでしょう。