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口臭治療

[2014.03.01]

昨日初診で来院された口臭を主訴とした患者さん、訴えることがたくさんあり、たいへんでした。

うちでは、2日前に1週間の生活状況を書いて送ってもらい、あらかじめ治療計画を立てておくのだ。

もちろん、書面だけではわからないので、実際に診察して計画を変更するなんてのは日常茶飯事である。

今回は販売関係の若い女性、お客さんと接するときよりも同僚のスタッフと接する時のほうが口臭が気になるとのこと。

みなさんそうなんだけど、長く口臭には悩んでいて、自分なりにいろいろやってみて、だめで来院するので、本当に治るのか半信半疑というか、ほとんど、疑っているのだ。

いつも患者さんとの距離を30cmくらいにして、問診をする、この距離はふつうの人の位置関係よりも短い。

今回の方はこの距離だと口臭はわかった。

しかしながら、問診をしながら、緊張がだいぶやわらいでいくのがわかり、終わり頃には笑顔で希望が持てる状態になったようだ。

次に、機械の鼻、口臭測定器を3種類くらい使い、唾液も検査した。

歯科衛生士にも替わってもらい、口腔内審査をしながら、わたしでない、鼻でも検査した。

歯科衛生士もかなり近い距離で接するので、その距離だとわかる、と言っていた。

口臭測定器や唾液検査の結果が出る間に作戦を煮詰めた。

そして、わたし自身が鼻を口の中に入れて嗅ぐ、官能検査をした、すると思ったよりも感じなかったのだ。

その後、これからやる口臭対策を説明して、実習をして終わったのだが、3週間後に来院した時にはまず、口臭がなくなったと、明るい表情でくるはずだ。

希望を感じた瞬間に口臭は治ります。

最初に問診した時よりも2時間くらいでかなりよくなってるんだから。

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