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先日、三鷹四中時代の同級生E君のお母さんが、三鷹より来院された。

狭山までは、車だと1時間以上はかかる。

主訴は入れ歯が入らなくなったとのこと、近所の歯科医院では何度も調整はしているのだが、うまくいかなくて、これ以上は無理と言われたそうだ。

本人は医者に見放されたとしょげていた。

E君とは三鷹で時々会う。うちの母とも仲が良くて、お互いの家を行き来している。

E君のお母さんは若いころからリウマチで指も変形している、しかしながら器用で針仕事でいろいろなものを作ってはいただいている。

針仕事は器用ではあるが、ブラッシングは上手ではない。そのため歯周病でかなり多くの歯を失ってしまった。

今回、入れ歯が入らないというのは、歯肉が腫れているためなのだ。その原因はブラッシングがうまくできていないこと。

入れ歯も再製作してあげたいのだが、なにしろ足も不自由なので一人で来院できないのが残念である。

たぶん、投薬で歯肉の腫れはなんとかなりそうだ。しかしながら再発もしそうだ。

三日くらいしてE君に電話したところ、だいぶいいとの返事をいただく。

そこでもう一言、週1回、訪問していることを知っていたので、その時に、お母さんの頭を膝の上に乗せてブラッシングするようにアドバイスした。

本人はちょっとハードルが高いと言っていたが、「親孝行だよ、親孝行」とわたし。

親は昔、それ以上のことをやってくれたんだから、「鶴の恩返しだよ」とも。

やってくれているだろうか?親の長生きは子孝行だと思う。

皆さんも、親がいるうちに親孝行してください。そうすると、いいことばかりが雪崩の如く起きますよ。

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